IGRいわて銀河鉄道

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第2編 旅客営業 第7章 乗車変更等の取扱い

第1節 通則

(乗車変更の取扱箇所)
第74条
乗車変更その他この章に規定する取扱いは、当社の社員配置駅において行う。

(払戻し請求権行使の期限)
第75条
旅客は、運賃・料金について払戻しの請求をすることができる場合であっても、当該乗車券類が発行の日の翌日から起算して1箇年を経過したときは、これを請求することができない。

(払戻しをする場合の限度額)
第76条
旅客から払戻しの請求があった場合は、旅客が実際に支払った運賃・料金の額を限度とする。

第2節 乗車変更の取扱い

(乗車変更の種類)
第77条
旅客が、所持する乗車券類に表示された運送条件と異なる条件の乗車を必要とする場合に当社が取扱う変更の種類は、その申し出の時期に応じて、次の各号のとおりとする。
(1)当該乗車券類による旅行開始前又は使用開始前の申し出 …… 乗車券類変更
(2)当該乗車券類(定期乗車券、回数乗車券を除く。)による旅行開始後又は使用開始後の申し出 …… 区間変更

(乗車券類変更)
第78条
旅客は、乗車券類変更の場合は、係員に申し出て、その承諾を受け、1回に限り、同種類の乗車券類に変更することができる。この場合、原乗車券に対する既に収受した運賃・料金と、変更する乗車券類に対する運賃・料金とを比較し、不足額は収受し、過剰額は払戻しする。
前項の規定にかかわらず、団体乗車券については、輸送上の支障がない場合に限り取扱うものとする。
第1項の規定により運賃・料金を計算する場合に、原乗車券類が割引のものであって、その割引が実際の乗車する区間に対して適用があるときは、実際の乗車区間に対する運賃・料金を原乗車券に適用した割引率による割引の運賃・料金によって計算する。

(区間変更)
第79条
旅客は、区間変更の場合は、係員に申し出て、その承諾を受け、当該乗車券類に表示された着駅を、当該着駅を超えた駅に変更することができる。この場合、原乗車券類に対する既に収受した運賃・料金と、実際に乗車する区間の運賃・料金を比較し、不足額を収受する。
前項の規定にかかわらず、団体乗車券については、輸送上の支障がない場合に限り取扱うものとする。
第1項の規定により運賃・料金を計算する場合に、原乗車券類が割引のものであって、その割引が実際の乗車する区間に対して適用があるときは、実際の乗車区間に対する運賃・料金を原乗車券に適用した割引率による割引の運賃・料金によって計算する。ただし、団体乗車券については、運賃・料金収受人員に対して、変更区間に対する無割引の普通運賃・料金を収受する。

第3節 旅客の特殊取扱い

第1款 通則

(運賃・料金の払戻しに伴う割引証等の返還)
第80条
旅客は、割引証等を提出して購入した乗車券類について払戻しの取扱いを受けた場合は、既に提出した割引証等の返還を請求することができない。

(運賃・料金の払戻しをしない場合)
第81条
旅客は、第52条の規定により、小児が大人用の乗車券類を使用して乗車した場合、運賃・料金の差額については、払戻しを請求することができない。

第2款 乗車券の無札及び無効

(乗車券の無札及び不正使用に対する運賃・増運賃の収受)
第82条
旅客が、次の各号の1に該当する場合は、当該旅客の乗車駅からの区間に対する普通運賃と、その2倍に相当する額の増運賃とをあわせて収受する。
(1)     旅客が故意に乗車券を所持しないで乗車したとき又は乗車券の改札を受けないで乗車したとき。
(2)     第60条の規定によって無効の乗車券で乗車したとき。
(3)     乗車券改札の際に提示を拒み又は取り集めの際に引渡しをしないとき。
(4)     団体乗車券で券面に表示された事項に違反して乗車したとき。
旅客が、第60条第7号の規定により無効となる2以上の回数乗車券で乗車したときは、各回数乗車 券の券面に表示された区間と、区間外を通じた区間を乗車したものとして前項の規定による普通運賃 及び増運賃を収受する。この場合、使用済みの券片(使用済みの券片数の異なるときは、使用済み券片数の少ない方の券片。)に対して1券片ごとに1回乗車したものとして計算する。
団体旅客が、乗車券面に表示された人員を超過して乗車したときは、その超過人員に対して、その団体申込者から第1項に規定する普通運賃及び増運賃を収受する。

(定期乗車券不正使用に対する運賃・増運賃の収受)
第83条
第61条の規定により定期乗車券を無効として回収した場合は、当該旅客から次の各号による普通運賃と、その2倍に相当する額の増運賃とをあわせて収受する。
(1)第61条第1号から第5号までの1に該当する場合は、その定期乗車券の効力の発生した日(第5号に該当する場合で効力の発生した日が異なるときは、発見日に近い日)から、同条第7号に該当する場合はその使用資格を失った日から、同条第8号に該当する場合はその発売の日又はその有効期間満了の日の翌日からそれぞれの無効の事実を発見した当日まで、その定期乗車券を使用して券面に表示された区間(同条第5号の場合においては、各定期乗車券の券面に表示された区間と区間外とを合せた区間)を、毎日1往復ずつ乗車したものとして計算した普通運賃
(2)第61条第6号に該当する場合であって、回数乗車券を使用したときは、定期乗車券及び回数乗車券の券面に表示された区間と、その区間外とを通じた区間を、当該各券片に対して往復乗車したものとして計算した普通運賃
(3)第61条第6号に該当する場合であって、普通乗車券を使用したとき及び同条第9号から第10号までの1に該当する場合は、その乗車した区間に対する普通運賃

(乗車駅が不明の場合の運賃・増運賃の計算方)
第84条
第82条の規定により普通運賃・増運賃を収受する場合において、当該旅客の乗車駅が判明しない場合は、その列車の出発駅から乗車したものとみなして同条の規定を適用する。

第3款 乗車券の紛失

(乗車券紛失の場合の取扱い)
第85条
旅客が旅行開始後、乗車券を紛失した場合であって係員がその事実を認定することができないときは、既に乗車した区間については第82条、第83条又は前条の規定による運賃及び増運賃を収受し、前途の乗車区間については普通運賃を収受する。また、係員がその事実を認定することができるときは、その全乗車区間に対する普通運賃を収受し、増運賃は収受しない。
前項の場合、旅客は再収受証明の交付を請求することができる。ただし、定期乗車券、回数乗車券を使用する旅客は請求できない。

(団体乗車券及び貸切乗車券紛失の場合の取扱い)
第86条
旅客が、団体乗車券及び貸切乗車券を紛失した場合であって、係員がその事実を認定することができるときは前条の規定にかかわらず、別に運賃を収受しないで、相当の団体乗車券及び貸切乗車券の再交付をすることがある。

(再収受した運賃・料金の払戻し)
第87条
第85条の規定によって普通運賃及び増運賃を支払った旅客は、紛失した乗車券類を発見した 場合は、その乗車券類と再収受証明を社員配置駅に差出し、発見した乗車券類1枚につき220円の手数料を支払い、再収受証明に記入された運賃・料金について払戻しの請求をすることができる。ただし、普通運賃及び増運賃を支払った日の翌日から起算して1箇年を経過したときは、これを請求することができない。

第4款 任意による旅行のとりやめ

(旅行開始前の運賃の払戻し)
第88条
旅客は、旅行開始前に普通乗車券が不要となった場合は、その乗車券が有効期間内であるときに限って、これを社員配置駅に差出して既に支払った運賃の払戻しを請求することができる。この場合、乗車券1枚につき220円の手数料を支払うものとする。

(使用開始前の定期運賃、回数運賃の払戻し)
第89条
旅客は、有効期間の開始日前の定期乗車券又は使用開始前の回数乗車券が不要となった場合は、これを社員配置駅に差出して既に支払った運賃の払戻しを請求することができる。この場合、乗車券1枚につき220円の手数料を支払うものとする。

(旅行開始前の団体運賃の払戻し)
第90条
旅客は、旅行開始前に団体乗車券が不要となった場合は、乗車駅出発時刻までに、これを社員配置駅に差出したときに限って、既に支払った運賃の払戻しを請求することができる。この場合、乗車券1枚につき220円の手数料を支払うものとする。
団体旅客の人員が、旅行開始前に減少した場合で請求があるときは、減少した人員に対し前項の規定を準用して運賃の払戻しをすることがある。

(貸切の取消違約金)
第90条の2
旅客の任意による貸切の取消違約金は貸切運賃に対して次の各号により収受する。
(1)出発時刻以降・・・・・・・・・・・・全額
(2)当日出発時刻前・・・・・・・・・・50%
(3)前日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30%
(4)7日前~2日前・・・・・・・・・・・・10%
(5)乗車券発行後から8日前・・・220円

(旅行開始後の運賃の払戻し)
第91条
旅客は、普通乗車券、回数乗車券又は団体乗車券を使用して旅行を開始した後、任意に旅行を中止した場合は運賃の払戻しを請求することができない。ただし、往復乗車券の未使用券片については、社員配置駅に差出して既に支払った往復運賃から片道運賃を差引いた残額の払戻しを請求することができる。この場合、乗車券1枚につき220円の手数料を支払うものとする。

(不乗区間に対する運賃・料金の払戻し)
第92条
旅客は、乗車券類の券面に表示された発着区間内の途中駅から任意に旅行を開始した場合の不乗区間については、運賃・料金の払戻しは請求できない。

(使用開始後の回数運賃の払戻し)
第93条
旅客は、回数乗車券の使用を開始した後、その回数乗車券の一部券片が不要となった場合は、有効期間内であるときに限って、これを社員配置駅に差出して、既に支払った回数運賃から、券面区間に対する所定の片道運賃に使用券片数を乗じて算出した運賃額を差引いた残額の払戻しを請求することができる。この場合、券片数にかかわらず220円の手数料を支払うものとする。

(使用開始後の定期運賃の払戻し)
第94条
旅客は、定期乗車券の使用を開始した後、その定期乗車券が不要となった場合は有効期間内であるときに限り、これを社員配置駅に差出して、既に支払った定期運賃から、使用経過月数に相当する定期運賃を差引いた残額の払戻しを請求することができる。この場合、乗車券1枚につき220円の手数料を支払うものとする。
前項の計算については、払戻し請求の当日は経過日数に算入し、また、1箇月未満の経過日数は1箇月として計算する。
第1項の定期乗車券の経過月数に相当する定期運賃の計算方は、次の各号による。
(1)使用経過月数が1箇月又は3箇月のときは、その月数に相当する定期運賃。
(2)使用経過月数が2箇月のときは、1箇月に相当する定期運賃の2倍の額。
(3)使用経過月数が4箇月のときは、3箇月と1箇月に相当する定期運賃の合算額。
(4)使用経過月数が5箇月のときは、3箇月と1箇月の2倍に相当する定期運賃の合算額。

(旅行中止による運賃の払戻しの特例)
第95条
普通乗車券を使用する旅客は、使用開始後、次の各号の1に該当する場合であって、かつ、その所持する普通乗車券が有効期間内であるときは、既に支払った普通運賃から、既に乗車した区間の普通運賃を差引いた残額の払戻しを、その旅行を中止した駅に請求することができる。ただし、社員無配置駅にあっては、乗務員において「○○駅旅行中止」の証明を行い、旅客は、当該証明をもって社員配置駅で払戻しの請求をするものとする。この場合、乗車券1枚につき220円の手数料を支払うものとする。
(1)傷い疾病によって旅行を中止したとき。
(2)行政権又は司法権の発動によって旅行を中止したとき。
旅客は、前項の規定により普通運賃の払戻しを請求する場合は、その原因が外傷等で一見してその事実が認定できる場合を除き、医師の診断書等これを証明するに足りるものを提示するものとする。
定期乗車券、回数乗車券又は団体乗車券を使用する旅客は、第1項の請求をすることができない。

(有効期間延長及び運賃の払戻しの特例)
第96条
発行当日限り有効の乗車券を所持する旅客が、当日の最終列車に乗り遅れた場合は、直ちに当該乗車券を係員に提示して、有効期間の延長又は運賃の払戻しを請求することができる。この場合 、翌日までの有効期間の延長又は乗車券1枚につき220円の手数料を収受して運賃の払戻しの取扱いをする。

第5款 運行不能

(列車運行不能の場合の取扱い)
第97条
旅客は、旅行開始後又は使用開始後に列車が運行不能となった場合は、次の各号の区分に応じ、それぞれ各号に定めるいずれかの取扱いを選択のうえ、請求することができる。
(1)普通乗車券及び団体乗車券を使用する旅客
ア 第98条に規定する旅行の中止及び運賃の払戻し
イ 第99条に規定する無賃送還及び運賃の払戻し
(2)定期乗車券又は回数乗車券を所持する旅客
ア 第99条に規定する無賃送還の取扱い
イ 第100条に規定する有効期間の延長又は運賃の払戻し
旅客は、旅行開始前に運行不能により、運行不能発生前に購入した乗車券(定期乗車券及び回数乗車券を除く。)が不要となった場合は、その乗車券が有効期間内であるときに限って、支払った運賃の払戻しを請求することができる。

(旅行中止による運賃の払戻し)
第98条
前条第1項第1号の規定により、旅客が旅行を中止して運賃の払戻しの請求をした場合は、旅行中止駅と着駅間に対する運賃の払戻しをする。この場合、原乗車券が割引乗車券であるときは、当該割引の運賃によって計算する。

(無賃送還及び運賃の払戻し)
第99条
第97条の規定により、旅客が無賃送還の取扱いを請求した場合は、次の各号の定めるところにより取扱う。
(1)無賃送還は、その事実が発生した際、使用していた乗車券の券面に表示された発駅までとする。
(2)無賃送還は、乗車券面に表示された発駅に向けて出発する列車による。
(3)無賃送還中は、途中下車の取扱いはしない。
(4)旅客が、前各号による乗車を拒んだときは、無賃送還の取扱いはしない。
前項の規定により普通乗車券又は団体乗車券を所持する旅客について無賃送還を行った場合は、次の各号の1に定めるところにより、運賃の払戻しをする。
(1)乗車券面に表示された発駅まで送還したときは、既に収受した運賃の全額
(2)乗車券面に表示された発駅に至る途中駅に下車したときは、次による。
ア 原乗車券が無割引のものであるときは、途中駅・着駅間に対する無割引の運賃
イ 原乗車券が割引のものであるときは、途中駅・着駅間に対する当該割引の運賃
第1項に規定する無賃送還を行った場合、回数乗車券を使用する旅客は、当該券片をその後1回に限り、その券面表示事項に従って使用することができる。

(定期乗車券若しくは回数乗車券の有効期間の延長又は運賃の払戻し)
第100条
旅客は、第97条第1項第2号の規定により、定期乗車券若しくは回数乗車券の有効期間の延長又は運賃の払戻しをする場合は、列車が運行休止のため引き続き5日以上その乗車券を使用できなくなったときに限り、その乗車券を社員配置駅に差出して、相当日数の延長又は次の各号に定める金額の払戻しを請求することができる。
(1)定期乗車券
定期運賃を次の日数で除し、1円未満のは数を1円単位に切上げた日割額に休止日数を乗じ、は数計算した額
ア 有効期間が1箇月のものにあっては、30日
イ 有効期間が3箇月のものにあっては、90日
ウ 有効期間が6箇月のものにあっては、180日
(2)回数乗車券
回数運賃を総券片数で除し、1円未満のは数を1円単位に切上げ、残余の券片数を乗じ、は数計算した額

(運賃の払戻し駅)
第101条
第98条又は第99条の規定により、運賃の払戻しを受けようとする旅客は、次の各号に定める駅で運賃の払戻しの請求をしなければならない。ただし、社員無配置駅にあっては、乗務員において「○○駅事故中止」の証明を行い、旅客は、当該証明をもって社員配置駅で払戻しの請求をするものとする。
(1)無賃送還の取扱いを受けない旅客は、旅行中止駅
(2)無賃送還の取扱いを受ける旅客は、送還を終えた駅

(不通区間の別途旅行の取扱い)
第102条
旅客は、列車の運行不能のため不通となった区間を、当社線によらないで別途に旅行し、乗車券の有効期間内に、前途の駅から乗継ぎをするときは、あらかじめ係員に申し出て不乗区間の証明を受け、不通区間の旅行を終えた後、社員配置駅で乗車券に記載された不乗区間に対する運賃の払戻しを請求することができる。

第6款 誤乗及び誤購入

(誤乗区間の無賃送還)
第103条
定期乗車券又は回数乗車券以外の乗車券を使用する旅客が、乗車券面に表示された区間外に誤って乗車した場合において、係員がその事実を認定したときは、その乗車券の有効期間内であるときに限って、その誤乗区間について無賃送還の取扱いをする。
前項の取扱いをする場合の誤乗区間については、別に運賃は収受しない。ただし、旅客が無賃送還中、途中駅に下車したときは、誤って乗車した区間及び既に送還した区間に対して、それぞれ運賃を収受する。

(乗車券類の誤購入の場合の取扱い)
第104条
旅客が、誤ってその希望する乗車券類と異なる乗車券類を購入した場合で、その誤購入の事由がやむを得ないと認められ、かつ、係員がその事由を認めたときは正当な乗車券類に変更の取扱いをする。
前項の場合は、既に収受した運賃・料金と正当な運賃・料金を比較し、不足額は収受し、過剰額は払戻しする。