IGRいわて銀河鉄道

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第2編 旅客営業 第4章 乗車券類の効力

第1節 通則

(乗車券類の使用条件)
第51条
乗車券類は、その券面表示事項に従って1回に限り使用することができる。この場合、乗車人 員が記載されていない乗車券類は、1券片をもって1人に限るものとする。ただし、定期乗車券については、その使用回数を制限しない。
乗車券類は、乗車以外の目的で駅に入場する場合には、使用することができない。

(乗車券類の使用条件の特例)
第52条
乗車券類は、次の各号に掲げる場合は、券面表示事項にかかわらず使用できる。
(1)大人用の乗車券類を小児が使用して乗車する場合
(2)乗車券類の券面に表示された発着区間内の途中駅から乗車する場合

(不乗区間の乗車請求)
第53条
旅客は、次の各号により生じた不乗区間について乗車の請求をすることができない。
(1)前条第2号に規定する途中駅から乗車する場合
(2)第92条に規定する途中駅から任意に旅行を開始した場合

(券面表示事項が不明の乗車券類)
第54条
乗車券類は、その券面表示事項が不明となったときは、使用することができない。
前項の規定により使用できない乗車券類を所持する旅客は、これを駅(定期乗車券にあっては、発行駅)に差出して書替を請求することができる。
前項の規定により旅客から書替の請求があった場合は、旅客に悪意がないと認められ、かつ、その不明事項が判別できるときに限って、当該乗車券類と引換に再交付の取扱いをする。

(有効期間の起算日)
第55条
乗車券類の有効期間は、有効期間の開始日を特に指定して発売したものを除き、当該乗車券類を発売した当日から起算する。

(乗車券類不正使用未遂の場合の取扱い)
第56条
旅客が、当該乗車について効力のない乗車券類を使用しようとした場合は、これを無効として回収する。

第2節 乗車券の効力

(有効期間)
第57条
乗車券の有効期間は、別に定める場合のほか、次の各号による。
(1)普通乗車券
ア 片道乗車券 1日とする。
イ 往復乗車券 2日とする。
(2)定期乗車券 1箇月、3箇月及び6箇月とする。
(3)回数乗車券 3箇月とする。
(4)団体乗車券 その都度定める。
(5)貸切乗車券 1日内で利用時間は最大8時間を限度にその都度定める。
連絡運輸となる片道乗車券は、各運輸機関の営業キロ程を通算し、100キロメートルまでは1日、100キロメートルを超えて200キロメートルまでは2日とし、往復乗車券は、片道乗車券の2倍とする。

(途中下車)
第58条
途中下車は次の各号による。
(1)普通乗車券 途中下車の取扱いをしない。
(2)定期乗車券 途中下車の制限をしない。
(3)回数乗車券 途中下車の取扱いをしない。
(4)団体乗車券 その都度定める。
連絡運輸となる普通乗車券は、片道の営業キロが100キロメートルを超えるときは、各運輸機関内において途中下車することができる。

(乗車券が前途無効となる場合)
第59条
乗車券(往復乗車券、回数乗車券については、その使用する券片)は、次の各号の1に該当する場合は、その後の乗車について無効として回収する。
(1)途中下車できない駅に下車したとき。
(2)危険品等の手回り品所持の疑いで、その点検に応じない場合。
(3)鉄道営業法(明治33年法律第65号)第42条により、列車外又は鉄道用地外に退去させられたとき。

(定期乗車券以外の乗車券が無効となるとき)
第60条
定期乗車券以外の乗車券は、次の各号の1に該当する場合は、無効として回収する。
(1)障害者手帳等によって購入した割引乗車券を資格者以外の者が使用したとき。
(2)券面表示事項が不明となった乗車券を使用したとき。
(3)券面表示事項を改変、偽装等して使用したとき。
(4)身分又は資格を偽り発行された証明書等で購入した乗車券を使用したとき。
(5)証明書等の携帯を必要とする旅客が、これを携帯しないとき。
(6)旅行開始後の乗車券を他人から譲り受けて使用したとき。
(7)区間の連続しない2枚以上の乗車券を使用し、その区間外を乗車したとき。
(8)有効期間を経過した乗車券を使用したとき。
(9)大人が小児用の乗車券を使用したとき。
(10)乗車券をその券面に表示された発着の順序に違反して使用したとき。
(11)その他、乗車券を不正乗車の手段として使用したとき。

(定期乗車券が無効となるとき)
第61条
定期乗車券は、次の各号の1に該当する場合は、無効として回収する。
(1)定期乗車券をその記名人以外の者が使用したとき。
(2)券面表示事項が不明となった定期乗車券を使用したとき。
(3)資格、区間等又は通学の事実を偽って購入した定期乗車券を使用したとき。
(4)券面表示事項を改変、偽装等して使用したとき。
(5)区間の連続しない2枚以上の定期乗車券を使用し、その区間外を乗車したとき。
(6)定期乗車券と他の乗車券を併用し、その区間外を乗車したとき。
(7)定期乗車券の使用資格を失った後に使用したとき。
(8)定期乗車券の有効期間開始前又は有効期間終了後に使用したとき。
(9)通学又は割引の定期乗車券を使用する旅客が、学生証又は証明書等を携帯していないとき。
(10)その他、定期乗車券を不正乗車の手段として使用したとき。

(改氏名の場合の定期乗車券の書替)
第62条
定期乗車券を使用する旅客が氏名を改めた場合は、これを発行駅に差出して、その氏名の書替を請求しなければならない。

(通学定期乗車券の効力)
第63条
通学定期乗車券は、その在籍する指定学校の代表者が発行する学生証又は証明書を携帯する場合に限って有効とする。

(回数乗車券の効力)
第64条
大人用回数乗車券を小児が同時に使用する場合は、1券片をもって小児2人が乗車することができる。

(割引乗車券の効力)
第65条
旅客が、割引乗車券によって乗車する場合で、証明書等を必要とするものについては、相当の証明書等を携帯する場合に限って有効とする。
前項の証明書等は係員から請求があった場合は、提示しなければならない。