銀河鉄道観光

IGR いわて銀河鉄道

岩手の人

『啄木が愛した空と山』を見に行こう

〜渋民駅から好摩駅・少年『石川啄木』 〜

没後100年・啄木節目の年を迎える、旧渋民村から


 若くして世を去り、波乱の生涯を過ごした詩人であり歌人『石川啄木』
ふるさとの岩手を愛し、盛岡を愛し、この旧渋民村(現:盛岡市玉山区)を愛しとおした郷土の偉人の一人です。中でもこの旧渋民村エリアは、啄木が生まれ、私たちと同じように多感で生き生きとした時間を過ごした場所です。そこには、笑い、悩み、泣き、恋した、私たちと等身大の啄木の姿がありました。
南岩手郡日戸村(現:盛岡市玉山区日戸)・常光寺住職の長男として生まれ、1887年(明治20年)に宝徳寺へ移住。1歳から18歳までをこの宝徳寺を実家として過ごしました。
この宝徳寺をはじめ、啄木が通いのちに代用教員も勤めた「渋民尋常小学校」、「生命の森」と名付け幼少期から啄木の遊び場だった「愛宕(あたご)の森」、そして「ピラミッド」と名付けた「姫神山」、秋の「眉に迫ってくる」勇姿が特に好きだった「岩手山」、北上川の流れ、田んぼの畦、高い空。。。
「寺堤(宝徳寺近くの、啄木がよく立寄った用水池)に立つと、特別な光が自分の胸に注ぎ込まれた」
そこには間違いなく、この渋民の地を愛し、様々なものを吸収し、大きく詩人・歌人の才能を開花させていった少年・啄木の姿がありました。

【石川啄木記念館所蔵】



その啄木が育った旧渋民村。
今もなお、昔ながらの田園風景が色濃く残るエリアでもあります。
渋民駅(開業は1950年(昭和25年)のことで、実際啄木が利用していたのは『好摩駅』です。)から少し行くと、北上川に架かる「船田橋」を渡ります。中折れ帽子をかぶり、そこでたくさんのホタルを捕まえた啄木。きのこ狩りや神楽を楽しんだ「愛宕の森」。「渋民尋常小学校」からは雄大な岩手山を仰ぎ、「鶴飼橋」で月を見上げる。
そこで見えた一つ一つのものに、啄木は様々な想いを込めました。

「もう十年も逢はないが 君はやつぱり昔どほり 元気が盛んだらう。」とその手紙に書いてあつた。
湯にでも這入(はい)らうかと それ一つを望みに、ぐつたり疲れて帰つた時、机の上に乗つてゐた 昔の友の手紙に。
〜 詩六章 三 『手紙』より 〜

 石川啄木にとって、旧渋民村にとって、節目の年が続きます。
2010年は歌集『一握の砂』発刊100周年・2011年は啄木100回忌法要・そして2012年は啄木没後100年を迎えます。
100年経っても、なお多くの人を惹きつけて止まない石川啄木。
その100年前のこの地から、今も啄木が語りかけるのかもしれません。
「わたしが生まれ育ったこのふるさとは、きっとあなたのふるさとでもあるのでしょう」と。

〜 『石川啄木記念館』のごあんない 〜

 啄木がかつて理想の「家」を詩に託した、白い洋館風の建物。啄木ゆかりの「宝徳寺」のすぐ近くに位置します。遺品・映像・パネルに加え、直筆のノートや日誌・啄木関連図書を多数収蔵。
中でも啄木直筆の書簡を数多く所有し、『人間』啄木の様々な心が垣間見えるものとなっております。
啄木が弾いた当時の「オルガン」や、好んで用いた「絵はがき」といったものもあります。
同敷地内には、盛岡市指定文化財の『旧渋民尋常高等小学校』、啄木が生前間借りした『旧斉藤家』があり、啄木が生きた、明治時代の当時の旧渋民村の生活を垣間見ることができます。
旧渋民尋常小学校校舎内で『石川啄木入門講座(事前要予約)』を開催するなど、ユニークな取組もございます。

【石川啄木記念館所蔵】
『石川啄木記念館』『旧渋民尋常高等小学校』『旧齋藤家』

IGRいわて銀河鉄道『渋民駅』より タクシー約5分 徒歩約30分

開館時間: 4月〜10月 9:00〜17:00
11月〜3月 9:00〜16:30
入館料(3館共通): 大人 450円(団体:20名様以上 360円)
大学生・高校生 320円(団体:20名様以上 250円)
中学生・小学生 200円(団体:20名様以上 150円)
※ 小学校2年生以下は無料
休館日: 12月28日〜1月3日
11月〜3月は毎月曜日休(祝日の場合はその翌日)
お問合せ: TEL: 019-683-2315 FAX: 019-683-3119
HP: http://www.takuboku.com/

「渋民駅のごあんない」

  • 旧渋民村エリアへの最寄り駅は、IGRいわて銀河鉄道『渋民駅』になります。乗車時間: 盛岡駅より約20分 営業時間につきましては、駅窓口営業時間をご覧ください。
  • タクシーのご利用: 駅員までお気軽にお問合せください。

詳しいお問い合わせは。。。
銀河鉄道観光までお気軽にどうぞ

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